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木も「あばれる・くるう」(暴れる・狂う)のです

木の専門用語

通常で用いられる「暴れる」の意味は、乱暴な行動をする・勇ましく大胆な行動をとるなど。

 

「狂う」は精神や物事、機械の動きの調和がとれず、正常な動きができなくなる・・・などです。

 

木の専門用語にも「暴れる・狂う」が用いられます。

 

木に含まれる水分を一定になるまでよく乾燥させないと、材が収縮して寸法が狂ったり、割れたりすることを

 

「暴れる・狂う」といいます。

 

木は伐ったらすぐに建材や建具として使えるわけではありません。

 

これは木は生長の過程で水分を必要とすることと、光を得ようとして重力に抗って樹形を支えるために、細胞

 

組織に蓄えてきた力が、製材された後もなおバランスをとろうとすることで生ずるのです。

 

木は生き物であるという認識からくる比喩です。

 

かつて木場で川に丸太を浮かべたのは、木の内部の水分の移動を促して乾燥させるためものでした。

 

現在は機械乾燥が主流ですが、時間をかけて天然乾燥をさせるよさが見直されつつあります。