湿度の高い梅雨期から暑くて乾燥する盛夏は、植物にとっても厳しい季節です。
この時期の植物たちへの手入れ方法です。
●消毒
梅雨明けから夏ごろの害虫発生時期に合わせて樹木を消毒します。
●剪定
剪定は見た目だけでなく樹木のためにも必要な作業です。風通しをよくして光に当てることで、病害虫の予防に効果があります。葉ものの常緑樹は、新梢が充実する6月下旬から7月下旬が刈り込みの時期になります。
盛夏期は花を観賞しない木の剪定をします。落葉樹はこの時期は光合成をして養分を蓄える時期なので、剪定は避けた方がベストです。
●水やり
乾燥に弱い植物は水やりに注意が必要です。夕方になってもまだ地温が下がりきらないうちに水を与えると植物が徒長しがちになります。そのためできるだけ朝の涼しい時間に行うようにしましょう。花にかからないように、ジョウロのハス口をとり、株と株の間にかけるようにします。
●マルチング
腐葉土やワラ、バークなどで地面を覆うことをマルチングといいます。
強い日差しを遮って地温が上がるのを防ぎ、乾燥防止になります。また雑草を防ぐ効果もあります。バークなどは見た目も美しいため、花壇にお勧めです。
腐葉土やワラ、バークなどで地面を覆うことをマルチングといいます。